2007年5月6日日曜日
悲しいけど、現実。
予想はしていましたが、、、結構早い段階で懸念していた動きが発生しているようです。
元ネタは、私が SL を始めた当初から参考にさせてもらっている
先輩のブログ (えっと、、slmame じゃありませんし、ご本人とは面識ないのですが、、、あと、トラックバックの仕方がわからなく、、、すみません) なんですが、、、
私の Blog では、あまり「こんなところにいきました~」という紹介をしていませんが、これは2つの理由があったりするんです。
ひとつは、そのほとんどの場所はすでに他の人が紹介しているので、、、、その人たちの Blog などを見てもらえればいいかな、、、と。
ふたつめは、海外のものすごくクオリティが高い SIM などは、オーナーやグループが SIM 全体のテーマを決めて作成・製作されているので、そこを訪問する側もそこの注意事項を読んで、時として設定されている Role Play を楽しむ必要がある(場合によっては、雰囲気・テーマを壊さないために「しなければならない」)、ということで、、、、正直、無責任に紹介してしまって、訪問するご本人自身が英語が不得手だと、その SIM の「迷惑」になる可能性もあるかも、、、と思っているからです。(企業のSIMとか、モールとかは別ですよ。。。)
まぁ、、、こんなこと書いても、このブログみたいなところを読まれている方は、自分で情報収集されようとしているので、「そんなのわかっているよ!」というものだと思うのですが、、、、(つまり、このブログで注意喚起しても、まったく影響無し、、、笑)
はじめまして~、の方でしたら、是非、以下に気をつけていただきたいところです。。。
1) まずは操作方法などを覚える前に、Big Six と呼ばれる Community Standard を熟読されたほうがいいです。
本家の英語による Big Six はこちら。
日本語wikipedia の Big Six の簡単な説明はこちら。
2) 基本的に訪問する Land は「他人の土地」だと認識してください。
他人の土地???となるかもしれませんが、わかりやすくいえば、個人の Web サイトやブログだと思っていただければいいのかな。「コメント」を書く方法を理解したからといって、他人の Blog に「コメントのテストです!」なんて書かれると、、、きついでしょ?
そのようなテストのために Sandbox (砂場) と呼ばれる区画を提供されている方もいらっしゃいます。
MagSL さんのところにも「個人が」 Sandbox を提供しているところもありますし、Metabirds さんのところや、Meltingdots さん、で、本家の Linden もメインランドに作っています。Map のサーチ機能で Sandbox と入力すれば、自由にものをつくっていい場所を見つけることができます。
(ただし、Linden 提供の Sandbox は多少の危険も伴いますが、、、AR (Abuser Report) など考えずに、Sandbox の場合は笑ってすませたほうが精神的に楽、、、)
3) そこにいるのは同じ「ユーザー」です。
最初に、SL の世界でおもしろい、、、と思ったのは、掲示板とかと違って、「あいさつ」するところ、、、
「Hi!」とか「How r u?」(How are you? の意味) とか、まずはあいさつしてから、会話をはじめました。日本語圏内にきても「こんばんわ~」とか「こんにちは~」とか「はじめまして~」というあいさつから始まるところが、結構気に入ってますが。。。(はじめまして~は、なかなかむずかしく、、、Avatar の見た目が頻繁に変わる人は、、、名前で覚えるしかないのですが、、、、)
有料・無料の問題ではなく、SL は、このような MMORPG のサービスを提供する会社が用意したコンテンツ・場所じゃないんです。Big Six につながりますが、他の人を respect することがとても大切、、、と思うわけです。
これがいやっ、、、と感じられる方は、、、オープンスペースは結構つらいと思います。なので、山奥、離島に閉じこもって、作品作りに没頭する、、、という楽しみ方もできるのが、SL のカオス的なところでしょうね。。。そういうコミュニケーション不得意な人もいますもの。
4) そこが「外国語圏」だったら、ちょっとした心遣いを。。。
日本のお友達同士で遊びにいったら、たとえばまわりに人がいないならともかく、大勢の人がいるところでは「漢字・ひらがな・カタカナ」の使用は最小限にしたほうがいいです。
IM を使うか、konna kanji de hanasi wo suru toka... あと、私の印象だと、SL はバーチャルワールド(仮想世界)というよりは、3D オンライン SNS みたいなものなので、"Hi" といわれたら、"Hi "くらいの返しはしておいたほうがいいかも。強要するわけじゃありませんし、相手も返事がなくても「無視」するだけですが、、、、見ていて「うーん」、、と思うのは、"I can not speak English." といいながら、その場で日本人同士が日本語で延々とチャットを続けるパターン、、、、SIM オーナーや SIM の管理グループのスタッフからはかなり異質に見られます。。。おおよそ、気軽に話かけてくるのは、その SIM に縁のある人達が多いから、、、、まぁ、これは外国語圏にかぎったことではないですけど。
[追記] 誤解がないように、、、日本語で話すことが悪いのではないのです。向こうの人達には日本語のフォントが ******* になるので、何がなんだか、わからないのです。英語だけじゃなく、フランス語や、ドイツ語、スペイン語も使われます。konbanwa とか、言ってくる方もいるので、、、そういう意味です。
5) Zoning Rule (その土地のお約束) はかならず読む。
他人の土地ですから、そこにはそれなりの「お約束」があります。その SIM にはいったとき、Notecard が表示され、そこに詳しく書かれている時があります。(ほぼ、この Notecard が必ず開く SIM は厳格にその Zoning Rule を守ってもらいたい意志の現れです) また、TP (テレポート)した場所に看板が掲げられて、Caution! とか、Zoning Rule!!! とか、書かれている看板があります。それが気に入らなければ、、、他の場所にいきましょう。もちろん、長い英語で時間がかかるようなら、Web翻訳などをつかって、あらためてそこを訪問したほうが無難です。
ものすごく細かいところまで書いている SIM もあります。たとえば、Preference のグラフィックの設定などから、、です。これは、クオリティの高い SIM は結構サイズの大きな、高解像度のテクスチャを使っているため、ラグ (Avatar の動きが遅くなるようなパフォーマンス劣化) が発生しやすいためです。そこを訪問する参加者のグラフィックの設定を「最小限の要求を SIM に対して行う」ものにすることで、多くの人が楽しめるようになるからです。
あと、Zoning Rule には Role Play のことも書かれている場合もあります。ここはこういう目的で、こういうテーマで SIM を作っている、、という内容です。たとえば、、、、昔でいうところの「黒服チェック」(うーん、歳ばれますね。。笑)じゃないですが、その場所にあった服装やら Avatar が求められる場合もあります。レベルの程度はあれ、近未来をイメージしたバンクな感じのところに、ジーンズとTシャツ、、、は、やはり街全体の雰囲気を壊すので、、、。(これも微妙で、同じ Jeans & T でも、サイバーパンクなデザインのついた Tシャツ だと、cool!!! とか言われたり、、、笑)
自分がテーマにあっているかどうかの判断は難しいですが、まったく気を遣っていない Avatar と気を遣っている Avatar の違いはすぐにわかるようで、気を遣っても「レベルまで達していない」 Avatar には、そこの SIM の常連さんがやさしく「こうすれば、もっと良くなるんじゃない?」と話しかけてくれます。それも、ひとつの楽しみ方ですね。
セカンドライフだから、、、という内容じゃありませんよね。
普通に考えましょうよ、、、ということなんだと思います。でも、その「普通」が足もと(実世界)から揺らぎ始めているのかも、、、、ね。
ビジネス、ビジネスの前に、この手の話を「参入企業支援」するベンチャー、コンサルタントの方もやってほしいものです。。。ユーザーが増えることは大歓迎ですが、あまり煽って右も左もわからない新規ユーザー増やしても、、、(きちんとしたケアをしないと) 最終的には自分で自分の首を絞めることになるんじゃないかと不安に思います。特に Linden による international support は手薄なので、現状はユーザー次第です。。。よね。。
長々と、、、、そして、最後は愚痴っぽくなって、ごめんなさい。。。
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