最初に、、、SL のマクロ経済を語るつもりはありませんが、、、(笑
この2~3日中にで In-World の住人/アバターの数は 800万 を超えそうですね~。でも、Linden Lab が発表する経済指標情報を見ると、どうも、景気が悪くなっているようだ、、、というお話。
元ネタは Second Life HERALD の "Is Second Life's Econmy Tanking?" という記事です。
まぁ、、、Summer doldrums (夏に相場があまりよくないことを、このように表現するみたいです) であることを祈る、みたいな終わり方なのですが、記事の中ではアクティブユーザーの数やプレミアムアカウントの数、リンデンドルの動き、、、などなどの数値から、recession (不況) が始まったんじゃないか、、、 という推測をしています。
これらの数値は Linden Lab が正式に発表していて、だれでも Excel Format や OpenOffice Format といった形式で Web サイトよりダウンロードできます。
Economic Statistics
前のエントリにもありますが、SL Viewer や Web サイトで表示される Residents の数は Avatar の数であって、Real なセカンドライフのユーザーの数ではないのですが(つまり一人のユーザーが複数の Avatar をもてる、ということからなのですが)、資料によると、このユニークユーザーの数値も、ようやく 500万人 を越えましたね。
実際に活動している「アクティブユーザー(資料ではActive Avatars)」は、1ヶ月のスパンでみた場合、Linden 発表の統計によれば、先月は全世界で 494,981 avatars ということです。
日本の Active Avatar の数は、、、27,040人。(2007年6月調べw by Linden Lab)
そんなものでしょうね。まだ、成熟には遠い「創世記」なんですからね~。
(といっても、、、日本かどうかって、何をつかっているのだろう、、、いれましたっけ?そんな情報、登録時にw)
でも、HERALD が書いているように嫌な数字ばかりではないと思うんです。
まず、、、ユニークユーザー(Unique Resident)の月間の増加数が、レジデントの増加数にほぼ近い数値になり、その数値がユニークユーザー数の増加数としては過去最高を記録していることです。
全世界で 5月から6月にかけてユニークユーザーが 85万人増加して、おなじ期間のアバターの増加数が 87万 ですから、ほぼ同じような数が増加したことになります。これ、健全だと思うんです。
ひどいときなどは(ひどい、、、という表現が適切ではないかもしれませんが)、たとえば今年の1月から2月にかけては、ユニークレジデントの数の増加は 64万人、レジデントの増加は 100万人ですから、、、
その状態に比べると、とても健全になって成長し始めているように思えるんですよね。
ただ、、、やっぱり Summer doldrums か、、、(意味がまったく違いますが笑)と思わせられるのは、この ユニークアバターの増加数/アバターの増加数 が 0.98 という値になったのは、、、、先月だけ、ということ。それまでは常に 0.60-0.65 だったので、先月が統計的には「異常値」ともいえます。0.8-0.9 の値が引き続き出るようだと、これまでとはちょっと違う「成長フェーズ」に入った、、、なんていえるかもしれませんね。
とはいえ、、、統計の方法や、その期間など、、、、すべて Linden 提供のものですから、、、ねぇ~。間違いなんかもあるかもしれないしw。
この数値などで一喜一憂しても、、、。(笑
でも、、、せっかく Linden がデータを提供しているので、、、ちょこちょこと見てみるのもいいかもしれませんね~。
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