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2007年11月3日土曜日

ムービー変換考察(2)

前回からの続きです。

自作のムービーの手順は、以前に簡単にご紹介していますが、動画ファイルのエンコードという観点からみると以下のような変化をたどります。

1) Fraps による AVI 作成
2) WME9(Windows Media Encoder 9) または Expression Encoder による Fraps AVI -> WMV 変換 (もちろん、他の変換ソフトで AVI(Fraps) -> WMV などの変換をしても OK です)
3) MovieMake HD (Windows Vista  付属)  による WMV 作成

ここまでで SoapBox などの動画共有サービスに投稿可能になります。

でも、これでは QT で再生できません。
そこで WMV -> QT の変換をしなきゃいけないわけですが、この「動画ファイル変換」というのは、どうやら今でもホットなカテゴリらしく、いろいろなソフトがあって、いろいろな設定方法があって、いろいろと「動かない」ものもあるようなんです。

「エンコード職人」なんて言われるプロフェッショナルな方々もいるようです。(とくにニコニコ動画などでご活躍のようですね)

現在私が、WMV -> QT 変換で、最近安定的に使っている手順とソフトは以下です。

4) MovieMake で作成された WMV を SUPER(c) で mov コンテナ、H.264/AVC 動画コーデック、AAC に変換
5) SUPER(c) で作成した mov ファイルを QuickTime Pro で読み取り、ファストダウンロードの指定をして、再度、mov/H.264 でエクスポート (コメント参照。QTPro のこのステップは結果的に必要ありませんでした>さらに追記:一部の組み合わせで発生するエラー回避のために、QTPro でのステップはやはり必要。。。コメント参照してください< 何度もごめんなさい。。。不具合の回避は Player 側での設定でした。。。)

SUPER(c) でもファストダウンロードの変換ができる、、、みたいなネット記事かブログをみたんことがあるのですが、まだ使いこなしていないようで、、、、とりあえず最後は安心できる QuickTime Pro で最終エンコードしています。

これでおおよそ 3分~4分の WMV ファイル (100MB 程度) が、mov/H.264 に変換されます。最終的にはサイズやビットレートの指定にもよりますが、20 MB 前後くらいに圧縮されます。(追記:これじゃ WMV がファイルサイズ大きいような書き方で、、ちょっと違います。動画編集に適した画面サイズの大きい 3-4分の WMV ファイル 100MB 程度を、最終的には Second Life で視聴するにふさわしい小さめの画面サイズと H.264 コーデックに変換した結果、20MB くらいまで小さくなる、ということです)

これをインターネット上のサーバーにアップロードします。たぶん、必要に応じて、サーバー上で、.mov 拡張子に対しての MIME 指定とかが必要になります。

(2007/11/04: 追記のほうの記事が消えていた・・・・気がついて追加しました(笑))
エンコードソフトについてですが、本当にいろいろなものがあって、最初はどれを使っていいのかがわかりませんでした。
ちょっと私がためしたエンコードソフトの一覧が以下になります。

Windows Media Encoder 9 (WME9)
Microsoft 謹製(笑)。無料のツール。動画ファイル変換機能よりも、画面キャプチャと動画配信のほうが有名かも。PeerCast では、このキャプチャ・配信機能を利用して、個人の PC で動画配信をしていますね。
ちなみに・・・ SecondLife で PeerCast 配信を試してみましたが、SecondLife も重いし、WME9 も重いので、、、ちょっと無理めな組み合わせでした。(笑)

Expression Encoder

Microsoft 謹製。30日間評価版あり。有料。さまざまな環境に合わせた VC1(WMV) を出力するためのテンプレート(Profile)が豊富で、サイズやビットレートの細かい指定で悩むことはありません。ですが、基本的には VC1 を出力するためのソフトなので、他のフォーマットを読みこむことはできますが、他のフォーマットへの変換機能はありません。Overlay、Crop(切り取り) の機能も使いやすいように思います。

SUPER(C)

フリーの変換ソフトとしてはかなり有名で、いろいろなところで紹介されていますね。WMV->MOV(H.264)でこれまで何回もファイル変換をしていますが、変換後の mov が読めなかった・・・なんてことは一度もないのがすごいです。

MediaCoder

こちらもフリーの変換ソフトとしては有名みたいです。ものすごく細かな設定ができますが、ファイル形式、コーデックの知識がないと、コンテナ、コーデックのありえない組み合わせなどをやりかねません。知識があればものすごく使えそうですが、知識がないと最初はちょっと辛いと思いました。(でも、そのおかげで勉強することになったんですけどね) はじめて使えそうな WMV -> MOV(H.264) 変換に成功したソフトです。

ROXIO Copy & Convert 3
有料。動画変換ソフト、、、というよりはデータ、ファイルを扱うための統合ソフトです。H.264 コーデックへの変換があったので試してみました。mp4 コンテナに H.264 コーデックの組み合わせのみの出力でした。QuickTime は mp4 も再生できるので、Second Life 内視聴をためしましたが、どうも変換ロジックがそれほど洗練されていないみたいで、、、なんと、WMV ファイルの4倍もの大きさにしちゃう・・・・という、正直使い物になりませんでした。このソフトの使用目的は動画変換じゃないので、、、他ではよく使う、お世話になっているソフトなんですけどね。

SONY Image Converter 3

H.264 コーデック変換可能で、使いやすいかも。ただし、PSP で使う目的のソフトなので、あまり細かな設定には向きません。mov コンテナじゃなくて、mp4 コンテナの H.264/AVC を出力します。PSP を持っている人にはお勧め。WIndows Media Center との自動連係が売りみたいで、、、、って、SecondLife とは話しが遠くなるので、以下省略w

MOVIE GATE2
有料。店頭に箱で並んでいました。付属のガイドブックはコンテナ、コーデックの説明がわかりやすい。。。。でも、これ、一度も変換に成功しませんでした。Expression で出力されたWMV さえ読み込めない(VC1対応できてないと思う)、WindowsMediaPlayer で Fraps AVI が全然読めなくなったり(これにはあせりました)、、、と、ちょっと扱いづらかったかも。いろいろな会社のいろいろなコーデックを扱う、、、というのは難しいんだ、、、とあらためて知らされました。

他にもいろいろとあるみたいですが、、、ここまで試してもうお腹いっぱいになりました。(笑
結構多くの方々が動画ファイル、コーデックについてはブログや HP の記事として公開されていますので、そちらも参考に。
あとは、当然といえば当然ですが、Apple の QuickTime のページからリンクされている記事も参考になるので、そちらも興味ある方は是非参照してみてください。
ストリーミングとファーストスタート(プログレッシブ・ダウンロード)の違いとか、そのあたりの疑問が解決しましたし。
http://www.apple.com/jp/quicktime/pro/technologies.html
続き・・・