Blender でセカンドライフ向けの mesh を作り始めた(というか、触りだした、、、かも)ころから Avastar を使っていますが、意外に解説って(特に日本語は)ありませんよね。
英語できるなら、インワールドの Blender Avastar グループに入ると Avastar を作っている Gaia さんから直接コメントやアドバイスもらったり、community のほうでも積極的に Gaia さんが返信してくださってるので情報収集にはそれほど困らないかもしれません。
Blender Avastar Group
http://world.secondlife.com/group/969567fd-6f74-dd45-eafe-ac1fcecd3479?lang=en-US
Community Forum での Gaia さんの発言・アドバイス
http://community.secondlife.com/t5/user/viewprofilepage/user-id/92350
が、英語得意じゃないときついですよね。(でも、英語じゃないと情報とれないのでやるしかないのですが ><)
私がまだベータだったころの Avastar を購入したのが 2012年の9月。そろそろ1年半立ちますので、ちょっとご紹介しようかと思いたちました。ええ、唐突に(笑
Avastar ってなぁに?
Blender の Add-on で、セカンドライフ向けの mesh を作るための便利機能がいろいろと入っています。私も最初は「あ、これで簡単にフルメッシュアバター作れるの?」と思って買っちゃったクチです >< ええ、そんなことはありません。あくまで Add-on であり、作業を「補完」してくれるツールになります。
Avastar はいくつかの機能から構成されています。
セカンドライフの人間型メッシュオブジェクト
・ Mesh にはウェイトがついています
・ 体が各部分に分かれていて表示・非表示可能
・ ShapeKey による Shape スライダーで体型の変更が Blender 内で可能
セカンドライフで使用されているボーン(骨格、Armature、スケルトン)
・ カスタムボーン、ウェイトボーン、アニメボーン、Collision Volume ボーンなど
・ 非人間型(4つ足動物)などを作るためのボーン変更/ジョイント位置変更可能
・ 実際のセカンドライフに近い形での間接可動範囲制限によるポーズ機能
お役立ちツール
・ Avastar のメッシュのウェイトを自分の作ったメッシュにコピーする機能
・ モーション リターゲティングで BVH ファイルをセカンドライフ用の BVH に変換する機能
・ 材質の数や、アップロード時のコスト(Download, Server)などの数値表示(Mesh Info)
・ 標準 Collada Exporter よりチェック厳しい Avastar Collada Exporter(よって、アップロード時のエラーが少ない)
・ オブジェクトとオブジェクトの境界線を消す Weld Edge Normals 機能
・ ZERO Weight やウェイトなし、4つ以上のウェイトなど問題がある頂点の検出
などなど、その後 Blender に標準で入ってくる機能などもあるのですが、どうやら Gaia さんは相当 Blender Community に近いらしく、「これあったらいいなぁ」の機能を Avastar で実装して、その後、Blender Community にフィードバックしているような動きに見えます。
英語になっちゃいますが、YouTube でチャンネルがあるので、それを見ているだけで「へぇ~」と勉強になります。
Gaia Clary チャンネル
http://www.youtube.com/user/gaiaclary?feature=watch
Web サイトは以下
http://blog.machinimatrix.org/ (最近かなりサイト変更されました)
ということで、Rigged Mesh/Fitted Mesh などを作るお役立ちツール、Add-on で、絶対なきゃいけないものではありませんが、あると便利、というツールです。いや、私はこれがないとムリです、、、というくらい依存してますが。
その一つが Weld Edge Normals オプションの Avastar Collada Exporter です。
フルメッシュアバターで「表情」を作りたかったんですが、顔を分解してそれぞれの「形状(表情)」を作り、それを1つのリンクオブジェクトにする(この方法しか思いつかなかった)のですが、分解した顔の「つなぎ目部分」の線を消したかったんです。いくら探してもできなさそう、、、というときに Weld Edge Normals が Avastar でサポート、さらに解説動画まで出て、以下のようなものを作ることができるようになりました。
さて、不定期になりそうですが、次回は Avastar の購入と Blender へのインストールあたりについてまとめてみようと思っています。
ご参考になれば幸いです。
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