2012年9月10日月曜日

パンダヒーロー モーション

パンダヒーロー セカンドライフで mmd モーション

マーケットプレースで 0L$ 購入可能になりました!
https://marketplace.secondlife.com/p/MMD-Panda-Hero-motion-files/3954144

根性P様によるモーショントレス、暴徒さん・けいたんさん踊りの「パンダヒーロー」です。
根性P様の読み物.txt( readme ですね )で、モーションの2次配布について、改変データ配布は OK ということ、その際の報告等も特に必要ありません、という条件なので、marketplace での 0 L$ 配布準備をしています。

根性P様のトレスによるパンダヒーロー

mio による vmd –> bvh および bvh –> slbvh の変換の過程で、MMD で動いているようにならない場合がいくつか発生します。また、モデルの体格差・構造の違いにより、どうしても secondlife の中でみると「ん~」となる部分もあります。

肩回りは常々問題となる構造の違いであり、secondlife での利用を考えると、極力、肩は動かさないように修正するのが無難です。また、MMDの「センター」と「左右足IK」との間隔が短くなると、どうしても足IKが「浮いてしまう」こともあります。(しゃがんだ時など)この場合は、センターを上に上げるか、試行錯誤で足を下げるなどの修正を行います。

今回はそれらの修正もしたうえで、「逆立ち」したときの手の位置がどうしても床に埋まるのを回避してみました。上の動画では 3分13秒あたりで RIN が逆立ちするところで、両手が床にかなり埋まっているのが確認できると思います。 (動画で使ったモーションは修正前です)
これを回避する修正をMMDでするとこんな感じです。

panda-gumi

センターと左右両足IKすべて選択して、Y軸(緑)方向の上に該当するキーフレームを上げてやります。試行錯誤でちょうどいい高さを選ぶしかないのですが、結構あがりますよね。

センターと両足 IKの位置と向きが決まると、途中のひざやふとももの根元の回転が決まります。MMD ではこれをリアルタイムに計算しています。めんどくさそうに思えますが、この 両足 IK のおかげで、MMD では床に設置するという動きを容易に作成できるように工夫されています。

MMD モーションを BVH にする際には、この IK から各関節(ひざ、大腿部付け根)の回転を計算しなくてはいけません。それをやっているのが mio です。mio の大きな役割は VMD という MMD モーションファイルを BVH に変換するときに IK 計算を行い、各関節の回転(向き)を算出しているのです。

そのとき、mio は secondlife でいう腰の位置、mmd でいうセンターの位置の変換も当然やっています。センター/IK の計算、モデルの構造(体格)の違いで、どうしてもこういう差がでちゃうんでしょうね。(私はさすがに mio のコード修正とか無理ですw)

mio では大腿部の長さや、すねの部分の長さから適切な関節部分の回転を割り出すので、どうしても参考とする「モデル」が必要となります。mio でモデルを読みこまなければいけない理由は IK の計算のため、ともいえます。読み込むモデルの体形が変われば、変換後の BVH の数値も変わるんですよ。

上の逆立ち修正をして VMD –> SLBVH した時の SS がこちら。

panda-miku

marketplace で無料(0L$)公開しました~
https://marketplace.secondlife.com/p/MMD-Panda-Hero-motion-files/3954144

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